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恵まれた土地と

小規模だから作れるお米

お米についての豆知識をご紹介します

 現在、つまぬまファームでは2種類の北海道ブランド米を作っています。お客様からは「炊き上がりのつやがいい」「ほどよい甘みがあって、とても

おいしい」等のお声をいただいております。

 田んぼは、四角い方が機械での作業がしやすく、効率があがりますが、

つまぬまファームの田は一つとして四角い土地がありません。これはかつて農地開発のときに、もともとあった地形を大幅に変えなかったことに由来

します。石狩川と比布川に挟まれ、豊富な栄養を蓄積した土地が、最小限の変化で残った、恵まれた土地なのです。また、決して効率のよい地形では

ないため、大型機械による大量生産ができません。小規模だからできる

小回りの利いた独自の育成方法で、良質のお米を育てています。

当ファームでは、数量限定ですが個人のお客様にもお米を販売しています。

詳しくはこちらへお問い合わせください。

2017年度米は 販売終了しました。

おいしいお米とは

 日本人の米の評価は炊いたときの粘りに大きく影響されます。

 ごはんの粘りが強いほど、おいしいと感じ、逆に粘りの少ないパサパサとしたごはんはおいしいと感じません。

 

 米の粘りを生む成分はアミロースとアミロペクチンという2つのデンプンで決まります。

 一般的にアミロースとアミロペクチンの比率はうるち米で2:8。もち米では0:10となります。

 美味しいと言われるコシヒカリのアミロースは16%から18%と低く、アミロペクチンが多いのです。

 

食味を左右する3つの成分

 ・タンパク質~タンパク質は大切な栄養源の一つですが、多く含まれていると食味が悪くなります。タンパク質は水を

   通さないため、炊飯時の米の給水を阻害するためです。

 ・水分~水分が多いとおいしいお米になりますが、カビがはえたりして、貯蔵性が悪くなります。水分が14%を下回る米は

   貯蔵性はよくても、炊飯前の浸水時にひび割れを起こし、デンプンが糊となって流れ出てしまい、べっとりとしたご飯に

  なってしまします。よって、15パーセント前後が理想的なのです。

 ・脂肪酸~貯蔵時間が長ければ分解と酸化が進み、遊離脂肪酸となります。これは古米臭の原因になるのです。

  よって脂肪酸度が低いほど新鮮でおいしいお米とされます。

 

 

米の食味ランキング

 ゆめぴりか←特A

 ななつぼし←特A (平成23年度)

 

 「ゆめぴりか」は、コシヒカリの孫品種で、きらら397が母品種。2008年に北海道の優良品種に採用され、翌年から

 販売を開始されました。粘りがあり、炊き上がりがやわらかくて艶があります。また、タンパク質が低めのため甘みがあり、 ANA国際線ファーストクラスの機内食として採用されました。

 

 「ななつぼし」は、マツコデラックスさんが2013年に全国放送されたテレビ番組で、「今まで食べた中で一番おいしい」 と話し、2014年のCMでは「ゆめぴりかって確かにおいしいけど、わたしはななつぼしのほうが好き。」と絶賛された

 品種です。あっさり目の味で、どんなおかずにも合い、冷めてもおいしいと評判を受けています。

 

 

 全国の産地から提供された米を、それぞれ同じ炊飯器で炊いて、試食をして食味を比較するのが「食味官能試験」。

 この結果をもとにして「米の食味ランキング」が毎年公開しています。

 「食味官能試験」とは、専門のパネラーが、炊飯米を「外観」、「香」、「味」、「粘り」、「硬さ」、「総合評価」の

 6項目を基準米(複数産地のコシヒカリのブレンド米)と比較して評価しています。基準米より特に良好なものを「特A」、 良好なものを「A」、おおむね同等なものを「A’」、やや劣るものを「B]、劣るものを「B’]の5段階に分けています。

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